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発表日:2023-06-06 14:46:28 閲覧回数:1153
スマホケースに使用されている素材として代表的なものは、TPU、レザー(本革)、レザー(合皮)、ポリカーボネート、シリコン、の5種類です。素材によってその特徴は異なり、質感も全く異なります。
今回は代表的なスマホケース素材5つについて、その特徴やメリット・デメリットについて詳しく解説します!
TPU(ThermoplasticPolyurethane:熱可逆性ポリウレタン)素材のスマホケースは、プラスティックの耐久性とゴムのような柔軟性を併せ持つのが特徴です。またTPUの特徴として、ある一定以上の温度で加熱すると簡単に変形させることができるという特徴もあります。
以下にて、TPU素材のメリットとデメリットについて詳しく見てみましょう。
TPU素材のメリットとして以下の点が挙げられます。
傷がつきにくい
軽くて薄い
滑りにくい
衝撃に強い
スマホケースに付けやすく外しやすい
TPU素材のスマホケースは柔軟性がある為、スマホにぴったりフィットします。また、衝撃吸収性にも優れている為、落とした際などの衝撃にも強いです。そして軽くて薄い為、スマホケースを付けたことによるストレスが少ないのもTPU素材ケースのメリットです。
TPU素材のデメリットとしては以下の点が挙げられます。
化学薬品に弱い
高温の場所付近に置いておくと変形することがある
紫外線を吸収しやすく黄ばみやすい
TPU素材のスマホケースは化学薬品に弱い為、洗剤等を使用してスマホケースのお手入れをする際には注意が必要です。また、熱によって変形しやすい性質の為、真夏の車の中など高温になる場所やドライヤーの温風やヒーターの熱が当たる場所に置いておくと変形することがあります。そして、紫外線に弱い性質を持つ素材な為、黄ばみやすいのもデメリットとです。
デザインケースで作成ができるオリジナルソフトケースもTPU素材を使用しております。
レザー素材のスマホケースは手帳型スマホケースに使われることが多い素材です。レザー素材には、大きく分けると本物の革を使用した"本革素材"と本物の革を使用していない"合皮(PUレザー)素材"の2種類があります。ここでは、本革素材についてご紹介します。
レザー(本革)素材の特徴として、使用した際のフィット感や使用年数が増すごとに色に味が出てくるという特徴があります。以下では、さらに詳しくレザー(本革)素材について見てみましょう。
本革素材のメリットとして以下の点が挙げられます。
時間の経過と共に手に馴染む
高級感
衝撃に強い
汚れにくい
本革素材のスマホケースは、使用時間を重ねるごとに色合いに味が出てくることも特徴の一つです。また、本革を使用したスマホケースは他の素材のスマホケースよりも高級感が溢れます。そして、本革素材は合皮(PUレザー)素材のスマホケースよりも汚れに強いという特徴があります。
本革素材のデメリットとして以下の点が挙げられます。
価格が高い
水や摩擦に弱い
お手入れが必要
デザインが限られてくる
本革素材のスマホケースのデメリットは他のスマホケースよりも値段が高いという点が挙げられます。また、本革素材は水や摩擦に弱い為、扱い方には十分注意が必要です。そして、本革素材のスマホケースは他の素材のスマホケースと比べた際に、デザインの種類が少ないというのもデメリットとして挙げられます。
続いて、レザー(合皮)素材のスマホケースの特徴についてご紹介します。合皮(PUレザー)とは、polyurethaneから作られた合皮のことです。レザー(合皮)素材のスマホケースは本革素材に比べてデザインの豊富さがその特徴の一つとなっています。また、本革よりも安価であること、撥水性に優れるなどの特徴があります。以下では、合皮(PUレザー)素材のメリット・デメリットについて詳しくみてみましょう。
合皮(PUレザー)素材のメリットとして以下の点が挙げられます。
価格が安い
劣化がしにくい
撥水性に優れる
軽い
質感が柔らかい
デザインの種類が本革より多い
合皮(PUレザー)素材のスマホケースのメリットは本革素材よりも価格が安く、撥水性に優れることやお手入れの必要が無いことなどが挙げられます。また、PU(polyurethane)から作られているため、軽いのも特徴的です。そして、本革よりもデザインの種類が多いことも特徴と言えます。
合皮(PUレザー)素材のデメリットについては以下の点が挙げられます。
耐久性が低い
表面が剥げることがある
熱に弱い
合皮(PUレザー)素材のスマホケースのデメリットは本革素材よりも耐久性が低いことがまず挙げられます。長年使用したいという方にとっては、合皮(PUレザー)素材のスマホケースよりも本革素材のスマホケースをオススメします。また、合皮(PUレザー)素材は表面が剥げることがあります。この点も合皮(PUレザー)素材のデメリットの一つです。そして、高温の場所に置いておくとスマホケースの劣化が早いという点もデメリットと言えます。
デザインケースで作成ができるオリジナル手帳型ケースも合皮(PUレザー)素材を使用しております。
ポリカーボネート素材の特徴は、可視光線透過率(光をどれだけ通すかを表す)が80%を超え、ガラスと同等の透明性があることです。また一般的なガラスよりもおよそ250倍耐久性に優れる点も特徴の一つです。ポリカーボネート(polycarbonate)とは、熱可逆性プラスティックの一種です。ハードケースの多くがこのポリカーボネートから作られており、最も代表的なスマホケース素材と言っても過言ではありません。
そんなポリカーボネート素材のメリットとデメリットについて詳しく見てみましょう。
ポリカーボネート素材のメリットとしては以下の点が挙げられます。
高い衝撃吸収性
軽くて薄い
安価
高い透明度
着色がしやすい
ポリカーボネート素材のスマホケースのメリットは、高い衝撃吸収性を持つことが挙げられます。ポリカーボネートは高い衝撃吸収性を持つ素材の為、保護力が強いです。また、軽くて薄いためスマホケースを付けた際のストレスは比較的少ないいというのも特徴の一つです。そして、ポリカーボネートは着色しやすいという性質を持つ為、豊富なデザインを実現することができるのも大きなメリットです。
ポリカーボネート素材のデメリットとしては以下の点が挙げられます。
薬品耐久性が低い
紫外線に弱く黄ばみやすい
衝撃でケースが割れてしまう可能性がある
ポリカーボネート素材のスマホケースのデメリットとして、薬品耐久性が低いということが挙げられます。そのため、薬品を使用してポリカーボネート素材のスマホケースのお手入れをする際には、十分注意が必要です。また、ポリカーボネート素材のスマホケースは紫外線による黄ばみが起きやすいので、こちらも注意が必要です。そして、強い衝撃が加わることによってケースが割れる可能性があるというデメリットも挙げられます。
デザインケースで作成ができるオリジナルハードケースもポリカーボネート素材を使用しております。
シリコン素材のスマホケースは、耐熱性や撥水性に優れていることが特徴として挙げられます。また、落としてしまった際に発生するケースの破損がほとんどないことも特徴的です。シリコン素材のスマホケースは手に持った際のフィット感の良さも特徴の一つです。しかし、シリコン素材のケースにもデメリットはあります。
以下では、さらに詳しくシリコン素材について詳しく見てみましょう。
安価
耐熱性・撥水性を兼ね備えている
衝撃吸収力が優れている
手にフィットしやすい
スマホに付けやすく外しやすい
シリコン素材のスマホケースのメリットとして安いということが挙げられます。耐久性に優れ、質感も良いシリコン素材はコスパに優れたスマホケース素材です。また、シリコンは衝撃吸収力に優れ、落とした際に加わるスマホへ衝撃を大幅に減少させてくれるのもメリットの一つです。そして、最初にもご紹介しましたがシリコン素材のスマホケースはとても手にフィットしやすい為、スマホを落としてしまう機会自体を減らすことができるというメリットもあります。
ほこりが付きやすい
汚れやすい
ポケットから出しにくい
伸びることがある
シリコン素材のスマホケースのデメリットは、ほこりが付きやすい点や汚れやすい点が挙げられます。また、シリコン素材のデメリットとして度々指摘されるのが、服のポケットやカバンから出しにくいという点です。電話が掛かってきた際など急いでスマホを取り出したい時に、服やカバンのポケットに引っかかり中々取り出せないということがあります。この点はシリコン素材のスマホケースの最大のデメリットかもしれません。
ここまで5種類のスマホケースについてそれぞれのメリット・デメリット、特徴について見てきました。スマホケースに使用されている素材にはそれぞれ強みと弱みがある為、自分が重要だと思うポイントに強い素材を選ぶことをオススメします。
現在使用しているスマホケースが合わないと感じる方は、別の素材を用いたスマホケースを使用してみるのもいいかもしれませんね♪